守備編 野手の構え方
野手の構え方
野手はピッチャーが投球動作に入ると、捕球姿勢に入ります。
構えは右図のように、ヒザを曲げ低い姿勢をとります。
重心は、左右は平等に・前後はやや前にかけます。
体重を前に掛けるのは、前に転がってくるボールに直ぐ反応できるようにする為です。
内野手・外野手に共通してですが、ボールはほとんどの場合、自分の守っている場所より前で捕る事になります。
特に内野手は、バッターが一塁へ行くのと競争になります。
正面に飛んでくるゴロでも、ボールが来るのを待っていたのではセーフになってしまいます。
初めはボールが怖くて出来ないかもしれませんが、少しずつ慣れていきましょう。
構えは、常にこのような姿勢を取っておく必要はありません。
ピッチャーが投球動作に入ってからで大丈夫です。
野手は広いグラウンドを9人で守ります。
これが20人・30人もいれば、それ程動く必要はないかもしれませんが、9人ではそういう訳には行きません。
ほとんどのボールを前や後ろ、左右へと動きまわらないと捕れません。
また、ボールへの反応が遅れて、間一髪でアウトにできなかったりする事もあります。
だから野手の一歩の出だし(反応)は重要です。
★プレーを上手く見せるワンポイントアドバイス
ゴロを捕るのが下手でも、ノックではとにかく前に走っていって捕る様に指導してください。
指導者は子供たちの足がよく動いているかどうかを見ています。
少々下手くそでも、足が動いているだけで上手く見えてくるものです。
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