ピッチング編 肩甲骨を柔らかくしよう!
肩甲骨を柔らかくしよう!
当サイトで、何度も言ってることですが、ピッチングで速いボールを投げるには筋トレをするよりも体の使い方を覚えることです。
特に、肩周りが硬いとスピードボールは投げられません。
肩周りが硬いと、肩の可動範囲が狭くなり、ボールに力が加わらないのです。
少し話しが反れますが、強肩とスピードボールは全くの別物です。
肩が強いからといって、速いボールが投げられる訳ではないですし、逆に肩が弱くてもスピードボールを投げるピッチャーはいます。
これは何が違うのかというと、ボールを遠くまで投げるには、体重移動や筋肉、それにボールを放すタイミング等が関係してくるのですが、スピードボールを投げるには体を柔らかくし、力を抜いて投げる必要があるのです。
自分の持っている力を、どれだけ一瞬に爆発させられるかなのです。
その為には、再々言っているように、肩周りが柔らかい事が絶対条件なのです。
肩周りの筋肉とざっくり言ってますが、正式には肩甲骨のことです。
肩甲骨の使い方次第で、球速はアップします。
今回は、肩甲骨を柔らかく使うトレーニング法を紹介したいと思います。
図のように、背中にバスケットボールを持ちます。
サッカーボールやバレーボールでは、軽いのでバスケットボールくらいの物が良いと思います。
このバスケットボールを腕の収縮によって、真上に上げるように投げます。
この腕が縮む時(上にきた時)に、肩甲骨が開いている事を意識しながら行います。
また逆に、腕が伸びた時(下にきた時)は肩甲骨が縮まっている事を意識します。
この投げたボールが真上に行かないのであれば、肩甲骨が柔らかく使えてないことになります。
上手く投げられない時は、ボールを持ったままで腕を収縮し、感覚を掴むと良いでしょう。
それだけでも、肩甲骨の使い方が分かってくると思います。
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