ピッチング編 正しい肘(ひじ)の位置

HOME > ピッチングの練習 > 肘(ひじ)の位置

肘(ひじ)の位置

ピッチャーの故障で一番多いのが、肘です。
ピッチャーにとって、肘への負担は一番大きくなりますので、正しい肘の位置を知っておきましょう。

肘の位置肩と肘では、肩の方が力が強く加わります。
肘への負担を軽くするには、肩や足腰に力を分散してやる必要があります。
よく足腰を使って投げろと言いますが、その方が力が強く加わり肩や肘への負担が軽くなる為です。

では、肘の位置ですが右図のように肩のラインより上で投げます。
肩のラインよりも下にくると、肘への負担が強くなり故障の原因となります。

上と言っても、上過ぎても投げにくいし、肩より少し上でも力が上手く加わりません。
そこで肘の位置の確認方法ですが、バスケットボールやサッカーボールを使います。
両手で持ち、一番遠くへ投げられる位置が正しい肘の位置です。

野球のボールは小さく軽いので、少々肘が下がっていても投げる事ができますが、速いボールや遠くへ投げようと思えば、このように正しい肘の位置で投げる必要があります。
(いわゆる女の子投げでは速いボールは投げられません。)


ここで余談ですが、サイドスローやアンダースローは下から投げているのに、なぜ肘を壊さないのでしょうか?
肘の位置その答えは、実はサイドスローもアンダースローも体を倒しているだけで、ちゃんと肘は肩のラインよりも上に来ているんです。
だから、サイドスローやアンダースローで投げるにしても、この基本が出来たうえでの事です。

少年野球教室.com



ピッチングに関する他の記事

PC | スマートフォン

▲Top of Page