腹筋の効果と鍛え方
腹筋の効果と鍛え方
腹筋は体幹筋の一つで、あらゆる動きのパワーを生みだす源です。
投げる、打つ、走るの全てにおいて重要な働きをする筋肉です。
その為、野球の上達でどこを鍛えればよいのか分からなければ、迷わずこの腹筋を鍛えると効果があります。
【ピッチャーの効果】 上体を引寄せる力が増し、ボールの威力が増します。 |
【バッターの効果】 スイング力が増し、飛距離がアップします。 また、スイングに安定感が生まれます。 |
【野手の効果】 遠投力が増します。 また、上体の力が増し、球際に強いプレーができます。 |
腹筋は主に、腹直筋、外腹斜筋それと内腹斜筋の3つがあります。
腹直筋は上体を伸ばしたり縮めたりする働きがあります。
だから、投球や打撃にとても大事な筋肉となります。
外腹斜筋と内腹斜筋は、上体の回転を生む筋肉です。
この筋肉を鍛えることで回転力が増し、こちらも投球や打撃で大きな力を発揮します。
【腹筋の鍛え方】
腹筋の鍛え方は一般的な動きで鍛えます。
右図(上の図)の様に、足を固定し上体を起こす運動です。
膝を曲げるのは、背中や腰への負担を軽減するためです。
手を頭の後ろに組むことで、腹筋への負荷を強くすることができます。
負荷を下げたければ、この腕を胸の前で組むことで軽くすることができます。
この腹筋の動きに左右のひねりを加えることで、外腹斜筋と内腹斜筋を鍛えることができます。
また、腹筋は下の図の様にして鍛える事もできます。
足の収縮を行い、縮める時は太ももを胸の方に引き寄せます。
腹筋への負荷は、上の図よりも大きくなります。
回数やウェイトに関しては、『瞬発力を付ける!〜最大筋力の調べ方〜』を参照。
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