瞬発力を付ける!〜最大筋力の調べ方〜

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瞬発力を付ける!〜最大筋力の調べ方〜

筋肉が太くなるメカニズム」でも書きましたが、筋力アップには一定の負荷を掛けて筋肉繊維の破壊・・・修復・・・破壊・・・を繰り返して大きくなっていきます。

で、一定の負荷ってどのくらいなのかっていう疑問が湧いてきますよね。
この一定の負荷って言うのは、自分の持っている限界の力の事です。
例えば、ベンチプレスで1回だけ持ち上げる事が出来るのが50キロだったとします。
この何とか1回だけ持ち上げることが出来た50キロって言うのが、自分の持ってる限界の力ってことです。
つまり、50キロが最大筋力となる訳です。

で、筋トレの基本としては、この最大筋力を反復回数によって引き出そうとします。
何か話がややこしいですよね。
まぁあまり考え込まずに読んで下さい。

1回で持ち上げる限界が50キロでした。
では、2回持ち上げるのに限界の重さっていくらなのかなぁと考えます。
ここで役に立つのが下の表です。

最大筋力を調べる

この表を見ると、反復回数2回のウエイト割合は95%となっています。
この95%を最大筋力の50キロに掛けます。
すると、47.5キロとなります。
つまり、2回持ち上げる事が出来るのは47.5キロだと言うことです。

同じように、10回なら75%なので、37.5キロが最大筋力となります。
あまり深入りせずに読んでください。

と、こうなってくると、100%の重さを1回の場合か、75%の重さを10回の場合か、60%の重さを20回なのかどれが良いのって事になってきます。

これは、どんな筋肉を付けるのかによって変わってきます。
筋肉には、
●瞬発力はあるが、持久力のない筋肉
●瞬発力はないが、持久力のある筋肉
の2通りあります。
陸上競技で例えると、前者は短距離ランナー、後者はマラソンランナーと言うことになります。

で、先程のウエイト比率と回数の関係によって、今言った2通りの筋肉に分かれる訳です。
詳しくは、
回数を減らしてウエイト率を上げると瞬発力のある筋肉になり、
回数を増やしてウエイト率を下げると持久力のある筋肉になります。

この2通りの筋肉ですが、野球の場合で考えるともちろん瞬発力の方が求められる訳です。
だから、あまり回数を行うよりもウエイト率の方に比重を持っていくのが理想と言えます。

お薦めとしては、75%の比率で回数を10回です。
この10回を2〜3セット行うのが効果的だと言う事になります。

少年野球教室.com



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