強肩はどこを鍛えれば良い?

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強肩はどこを鍛えれば良い?

強肩とは、外野手やキャッチャーなどの送球で、ライナーで力のあるボールが”投げられること”を言います。
なので、字では「強い」「肩」と書きますが、肩がムキムキでいくら力が強くても、鋭いボールが投げられなかったらそれは強肩の意味とは少し違います。

で、その鋭いボールを投げるにはどうしたら良いのかですが、それは第一に投げ方が関係してきます。
投げ方については、このサイトでも『ピッチャー編』で紹介してるので、そちらを見ていただくとして、ここではどこを鍛えればよいのかを紹介します。

強肩とは先ほども言ったように、強い肩と書きます。
なので、肩を鍛えることは当然な訳ですが、それより手っ取り早く強肩になれる方法があります。
それは、スナップ(手首)を鍛えることです。

手っ取り早くと言いましたが、何かを飲んで強くなるとかそんな簡単な話ではないので、ちゃんと鍛える必要があるのですが、強肩になるには手首を強化するのが近道だと私は思っています。
元阪神の城島捕手なんかは、ファーストへの牽制の際に、ほとんど肘から先だけで放ります。
つまり、手首の力がものすごく強いのです。
ピッチャーは別ですが、その他野手と言うのはクイックモーションで投げます。
という事は、投げるときに主に使っている筋肉といえば手首な訳です。

もう少し踏み込んだ話をすると、投げるときに必要な筋肉というのは、手を上に伸ばした時に体の外に来る部分が大事なのです。
三角筋上腕二頭筋・広背筋・それに手首(前腕屈筋群)が強肩に必要な筋肉となります。
で、この4箇所は大事なのですが、特に大事なのが手首(前腕屈筋群)だと言う事です。

ではその手首の鍛え方ですが、私がやったトレーニング法を紹介します。(「前腕屈筋群 鍛え方」とかで検索すると色々出てきます。)
私のやったトレーニングは至って簡単で、ビール瓶に砂を詰めてそれを手首だけで回すトレーニングです。
あの野村監督(ボヤキの方)は、一升瓶を使ったらしいのですが、私には重くてできずビール瓶でやりました。
でもこのビール瓶で効果は十分です!

このビール瓶トレーニングを、毎日50回×3セット行います。
始めは少ない回数でも良いので、徐々に回数を増やしていくようにします。

ここではビール瓶を使ったトレーニングを紹介しましたが、鉄アレーがあればそれでも鍛える事が出来ます。
とにかく方法は何であれ、手首を鍛えれば強肩になれると言う事です。
それに手首はバッティングでも重要です。
頑張って手首を強化しましょう!


★関連サイト★
⇒前腕緒筋(スナップ)の効果と鍛え方

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