バットの種類と選び方

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バットの種類と選び方

バットは主に木製バットと金属バットに分けられます。
それぞれの特徴について解説したいと思います。

~バットの種類~
【金属バット】
金属バットの中には、「アルミ」「カーボン」「ジュラルミン」があります。
「アルミ」・・・アルミ製のメリットは安価であり、耐久性もあるところです。ただ、飛距離は後述のカーボンやジュラルミンには劣ります。
「カーボン」・・・カーボンの特徴は「しなり」があるところです。このしなりによって、飛距離もアップします。耐久性はアルミやジュラルミンに劣ります。
「ジュラルミン」・・・飛距離・耐久性ともに申し分なしです。その分、値段も高めです。

【木製バット】
木製バットは金属バットに比べて安価です。ただ、打ちどころが悪いと折れてしまいます。特徴は、カーボンの様にしなりを利用して飛距離を出します。それに金属バットより、よく飛ぶ場所(芯の場所)が狭いです。だから、練習用としてよく用いられます。

~グリップの形状~
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グリップエンドが小さいものと大きいものがあります。
小さいものは主に、長距離から中距離ヒッター用でバットの先端に力が加わるようになっています。
反対にグリップエンドが大きいものは、重心が手の方にある為バットにはそれ程力が入りませんが、振り抜きやすくなっています。
アベレージバッターに多いバットです。

~バランスの位置~
トップバランス・ミドルバランス・ニアバランスに分かれます。
トップバランスから順に飛距離が落ちます。
先ほどのグリップエンドの話と同じように、重心がバットの先にあるのか手の方にあるのかで力の入り方や振りぬきやすさが変わってきます。

~バットの長さについて~
身長によってバットを選びましょう。

身長 ⇒ バットの長さ
~125cm ⇒ ~70cm
126~140cm ⇒ 71~75cm
141~155cm ⇒ 76~79cm
156cm~ ⇒ 80cm~

~バット選びのポイント~
とにかく、自分の持ちやすく・振りやすいバットを選びましょう。
その為に、ショップへ行って実際に触ってみることです。
小さいお子様にバットを買うときは、ブンブン振れるものより少し重たいバットの方が良いと思います。
子どもの発育は早く、今重たくても半年・一年と経てば状況は変わってきます。
それに、あまり軽いバットだと手だけの力で振ることが出来ます。
そうではなく、体全部を使ったフォームを覚える為にも少し重たいバットを選び、そのバットが振れる様にするのが練習だと思います。
ただし、必要以上に重たいバットだと逆にフォームを崩す原因となるので注意です。

★関連サイト★
⇒道具を上手に買う方法
⇒素振りのポイント

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