野球観戦へ行った時にやること

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野球観戦へ行った時にやること

野球を観に行くことってあると思います。
プロでも高校野球でも良いのですが、球場で観るのとテレビで観るのとでは全然違います。
どんな点が違うのか見てみましょう。

プロ野球や甲子園の高校野球などはテレビ中継されます。
このTV観戦の良いところは、ピッチャーとバッターの勝負がピッチャー目線から見られる点です。
それによって、球種の組み立てやコースの投げ分けが見られ、配球の勉強になります。
また、バッターを見るときにも、構え方やボールの引きつけ方・コースの打ち方などとても勉強になります。
それに加えて夏場は、クーラーを付けて涼しい環境で観られるので言うことなしです。

でも、このTV観戦ですが、カメラが中心に負う追うのはボールです。
バッターが打ったボールがショートに飛べばショートが映し出され、ファーストへ転送されるまでカメラがボールを追います。
なので、例えばショートゴロを打った瞬間にファーストがどのような動きをしているとか、キャッチャーがどうしているとかが見られません。
実はここがTV観戦の弱点なんです。

確かに野球を見ている人からすれば、ボールの動きだけ観られれば十分です。
でもね、自分のポジションがサードだった場合、プロのサードがどんな動きをしているのか気になりませんか?
気にならないって人は、気にして下さい!
学ぶは真似るです。
ということで、自分のポジションくらいは研究したいものです。

で、これが球場だった場合、自分の好きなところを見ることができます。
自分のポジションがサードだったら、例えばショートゴロの時にどんな動きをしているのか。
盗塁した時は?
センターにボールが飛んだときは?
などなど、自分のポジションを中心に観ると、色んなことに気づくと思います。
実は、野球を観に行ったときはこういった所を注意して見ることが大事なんです。
野球を観るというより、選手の動きを観ることが大事なんです。

私は、試合前のノックを観るのがとても好きで、高校野球とか観に行くときはそれを楽しみに行きます。
個々の選手の動きや声の出し具合を見て、チーム力を観察します。
試合前のノックは、チーム力がそのまま映しだされ、戦力が手に取るように見えてきます。
まぁこれは私の楽しみ方な訳ですが・・・。

でも、さっきも言ったように自分のポジションくらいはしっかり観ておいた方がいいです。
試合前のノックでもどんな動きをしているのか観ておくだけで、練習の課題が見つかるかもしれません。
結局、野球の上手な選手っていうのは、ものすごい打球を打つとか速いボールを投げるとかって言うこともありますが、良い動きをしているもんです。

球場へ足を運んで、自分の目で動きを観察することは、上達への近道なのです。

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