すべてはフォームにあり

少年野球教室.com

野球コラム >> すべてはフォームにあり


すべてはフォームにあり

ホームランを打ったり、早いボールを投げたりするには基本となるフォームが大いに関係しています。
フォームの重要性と言うのは野球だけの話ではなくって、どんなスポーツでも共通したことです。

じゃあなぜフォームが大事なのかっていうと、人間の体は使い方によって力の入り方がずいぶん違うからです。
変な持ち方をして腰を痛めたり、悪い姿勢でテレビを長時間みていて首が痛くなったりした経験はないでしょうか。
これらは力が上手く伝わっていなくて、一定部分に不可が掛かかりすぎた為に起こるのです。

人間には強い筋肉と弱い筋肉があります。
例えば、腕の力よりも腰の力が強かったり、指でも小指より親指の方が強かったり、あるいは歯でも前歯より奥歯が強かったりと、部位によって強さが違います。
当然、弱い部位を使うより強い部位を使った方が疲れにくく、また力も強くなります。

力を強く加えるには『強い部位』を使うのともう一つ、それは、テコの原理を利用することです。
よく使われる例えに、クギの打ち方があります。

バッティングの基礎(基本)
クギを打つ時って皆さんはどうしていますか?
腕を伸ばした状態で打ち込みますか?
そんな事はしないですよね。肘から先の力を使って打ち込むと思います。
これは肘を支点にして力を加えるためです。
このように体の使い方でも、力の入り具合が変わってきます。

フォームの重要性は上記で見たように、強い筋肉(部位)を上手く(テコ)使うことにあります。

私には、理論的なことは分かりませんが、スポーツ科学的な事を研究している偉い人達が、このような『最大のパワーを引き出すフォーム』っていうのを、色んな実験によって解明しているんです。
で、当然その道でご飯を食べているプロ野球選手も、みんなこのような理論を元にやっているのです。

プロ野球選手には、ピッチャー・バッター共に色んなフォームの選手がいます。
しかしボールを投げる瞬間・打つ瞬間といった根本的な部分は、みんな『最大のパワーを引き出す形』になってるんです。
これは野球だけでなく、スポーツ全般に言える事です。

で、このフォームに関しては徹底的に教える必要があります。
なんでかっていうと、子供のうちにちゃんとしたフォームを作っておかないと悪いクセがついてしまうからなんです。
この悪いクセってのが厄介者で、いったん付いてしまうと治すのが大変なんです。
中学・高校へと進学するに連れ反抗期へ入っていきます。
まぁ反抗期にならなくても、年数重ねると「今までこれでやってきたから」なんて事になって、なかなか治らないんです。

だから、これから野球を初めようとする人に言いたいことは、野球の基本を身につける必要があるってことです。
それも出来るだけ早く。

で肝心のフォームについてですが、それはこのサイトでも少しづつ紹介していきますが、何か自分のバイブルを持つことが大事ですね。
本屋へ行けば、結構野球のハウツー本が出てたりします。
そういうのを1つ買っておくと便利ですよ。

★関連サイト★
⇒ピッチングフォームの考え方
⇒少年野球バッティングフォームの作り方

▲ページトップに戻る