少年野球バッティングフォームの作り方

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少年野球バッティングフォームの作り方

バッティングフォームって、プロ野球選手を見ても分かるように、色んな打ち方があるわけです。
足を上げてタイミングを取ったり、オープンスタンスで構えたり、バットを寝かせて構えたりと様々です。

だから、正しいバッティングフォームって言うものはなく、まぁ言ってみれば打てれば何でも良い訳です。
プロ野球選手のフォームにも色々あるように、Aさんは足を上げた方がタイミングを取りやすいが、Bさんは足を上げるとタイミングが遅れるとかそんな風に人それぞれな訳です。

これは、やっぱり自分で試行錯誤をしながら、最適なフォームを探していかないといけない事です。
プロの選手もシーズンによってフォームが変わったりします。
だから、最適なフォームって言うのは、追求していくものだと思うのです。


ただ、ここからが大事なお話です。

足を上げようが、オープンスタンスで構えようが、バットとボールが当たる瞬間に力が入るようなフォームになっていないといけません。
このミートポイントに力が上手く入るなら、バッティングフォームなんて何だっていいわけです。

つまり、バッティングフォームを作る時には本人がどのポイントなら力が入るのかを知る事が必要なわけです。

少年野球バッティングフォームの作り方
どのポイントが良いのか確認するには右図のようにすれば知ることが出来ます。
バットをミートポイントで押さえて、本人がどうすれば力が入りやすいのかを教えてあげます。
ミートのポイントは?腕の位置は?手首の向きは?腰の位置は?スタンスの幅は?軸はどこが良いのか?
これらを一つずつ確認させます。
これが分からなければ、バッティングフォームなんて分かりっこないです。

そして、このミートポイントからの逆再生でフォームを作っていくのです。
さっき確認した力の入る形にもっていくには、バットの軌道はどうすればよいか?バットを構える位置は?足の幅?とこんな感じです。

こういった事を追求していくと、自然と基本的なフォームっていうのが出来上がります。
基本的なフォームは、有り難いことにハウツー本やDVDで紹介されています。
だからフォームを手探りで探すより、机上で基本的なフォームを勉強することは上達の近道な訳ですが、大事なのは例えば『脇を閉めろ!』ってことではなくて、『脇が開いてると力が入らないだろ』っていう”理屈”を教えてあげることです。

はじめからバットは最短距離でとか、腰から振れとか、脇を閉めろとか・・・。
これじゃ算数で言えばいきなり答えを教えているようなものです。
この公式を使ったら上手く解けるだろっていう、そこを本人に理解させてあげないと、なかなか上達しません。

基本の部分が理解できたら、あとは本人が自分なりにアレンジを加えて、足を上げてタイミングを取る方がよいのか?グリップの位置はどこが良いのか?
など改良を加えていけば良いのです。
プロ野球選手でもフォームを改良するくらいだから、ここから先は本人の努力ってことです。

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