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一番難しいポジションは?

野球には9つのポジションがあるのですが、どのポジションが一番難しいのでしょうか?
今回はポジションについて考えてみたいと思います。

野球でどのポジションをやりたいか?って聞けば、7割がピッチャーって答えます。
で、どのポジションが一番難しいのかって言えば、このピッチャーです。
どんなスポーツでも”エース”といえば点を取る人をエースと呼びますが、野球だけは「点を与えない人」をエースと呼びます。
結局、点さえ与えなければ負けることはないのですから、ピッチャーはとても重要なポジションです。

では、なぜピッチャーが難しいのか?

それは、バッターを相手にする以上、常に動いているからです。
例えば、ショートならショートにボールが飛んでくる以外はほとんど動く事がないです。
バックアップに入ったり、中継に入ったりと言ったことは事はありますが、動きは限られています。

一方のピッチャーはと言うと、
バッターに打たれないように気をつける。
四球にならないように気をつける。
ランナーがいたら、ランナーにも気をつける。
などなど・・・。
これ以外にもピッチャーゴロならゴロの処理もしなければいけませんし、バントなら前への動きも大事です。

こんなふうに、ピッチャーは守っている時は常に気を緩めることができません。
逆に言えば、打撃が弱いチームでもピッチャーがしっかりしていれば、そこそこ強いチームができます。
本当に野球はピッチャー次第です。

ここまでは、難しいポジションについてを解説しました。
次は、少し視点を変えて、レギュラーを取るのが一番難しいポジションについてです。

ポジションで一番難しいのはピッチャーです。
しかし、ピッチャーは色んな場面で交代が行われます。
と言うことは、ピッチャーは数が必要だってことです。
なので、エースは一人ですが、二番手・三番手というふうにピッチャーとしてレギュラーを取ることは可能です。
一番交代が多いのはピッチャーです。
だから、そういった意味ではピッチャーというポジションは他のポジションに比べて競争率は低いです。

ではでは、どこが一番レギュラーを取りにくいのか?

それはキャッチャーです。
なぜなら、キャッチャーは他のポジションとは違って特殊だからです。
サインを出す。
一人だけ反対を向いている。
かがむ。
防具をつける。
などなど・・・・。

これは慣れないとなかなか出来たものではないです。
それに、ピッチャーの特徴を把握する必要がありますし、それを上手くリードすることも必要になります。

これが例えば外野手なら、レフト・センター・ライトの3つを守ることができます。
多少の違いはありますが、それ程難しいものではありません。
内野でも同じです。
ゴロの処理は、サードでもセカンドでも、それ程違いはありません。
ところが、外野手や内野手にキャッチャーをやれって言っても簡単にはできません・・・。

外野手ならポジションが3つ用意されてる訳です。
内野手も同様に、コンバートができます。
ところが、キャッチャーは1箇所のみです・・・。

キャッチャーは正捕手が決まると、ほぼ交代がありません。
よって、キャッチャーのレギュラーを取るのが一番難しいです。

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