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軟式野球で勝つには!?

野球には、軟式野球と硬式野球の2通りがあります。
この2通りの野球ですが、使用するボールが違うくらいのもので、ルールであったり塁間やベースの大きさなどは同じものを使います。
なので、軟式も硬式も同じ野球だと思いがちですが、
この軟式野球と硬式野球は全くの別物と考えた方が良いです。

と言うのは、使用するボールが違えば、打ち方やゴロの処理などが違ってくるからです。
例えば、硬式野球で飛距離を出すには、ボールに回転を加えて飛ばします。
ところが、軟式野球で同じように打ってもポップフライになるだけです。
つまり、軟式野球では回転を加えて飛ばすのではないという事です。

なのにですよ、指導の仕方であったり、一般に書店で並んでいる『バッティンのコツ』とか『少年野球指導法』とか言うものは、硬式用に主眼をおいて書かれています。
本来なら、軟式・硬式と言う区別がされていないといけないのに、これでは知識がごちゃ混ぜになってしまう。
これでは書かれている事をいくら実践しても、少年軟式野球や草野球では上手くいかないのも無理ないのです。

では、なぜ硬式を主眼において書かれたり指導がされたりするのでしょうか?
競技人口から見ても、圧倒的に軟式野球の方が多いのだから、もっと軟式野球のノウハウがあっても良いんじゃないかと思いますが、これは指導する立場にある人や、ノウハウを提供する人のほとんどが硬式野球の経験者だからです。
自分の経験や身に付けたものを掘り起こせば、どうしても硬式野球の経験が出てくるからなのです。
ちなみに、当サイトも硬式野球を前提として掲載しております。

〜「軟式野球の兵法」〜
となれば、少年軟式野球や草野球で勝つには目線を軟式野球に合わせる必要があります。
ボールが違うと言うことは、戦略やゲームの進め方などが硬式とは違ってくるからです。

硬式では、ここで一発の逆転ホームランなんてよくある事ですが、軟式ではそのような事はほとんどありません。
ピッチャーの制球難による自滅はあっても、打って打って打ちまくってノックアウトと言うことも滅多に起きないのです。
これはなぜなのか?
答えは単純明快で、軟式の場合はボールが飛ばないからです。
ボールが飛ばないと言うことは、乱打戦のような試合展開は滅多になく、”打低投高”になるケースがほとんどです。
プロ野球でも毎回イニング得点や20安打15得点といった試合もありますが、軟式では四球・エラー・ヒット・・・のような相手チームの失点が無い限り、大量得点は皆無なのです。

ですから、軟式では打撃のチームを作ってもそうそう勝てるものではないと言う事です。

そこで、軟式野球で勝つ為のポイントは2つです。
@如何にミスを減らせるか、またA小技を用いて点数を積み上げていくか
と言ったことが勝負の決め手となるのです。
エラーを無くして自チームの自滅を防ぐ。
そして、大量得点を期待せず小量得点の積み重ね。
これが必要なのです。

ここで一つ、軟式野球での勝ち方を網羅した教材を紹介しておきます。
田原孝太郎さんの「軟式野球の兵法」です。

田原さんは、軟式野球を専門に『勝つための野球』を研究されている方です。
私も、かなりの野球本やDVDを見てきたのですが、この教材は”軟式野球”を前提として書かれた異色の教材と言えます。

軟式野球で勝つには!?今回、田原さんの「軟式野球の兵法」を知ることとなって、私も読んでみたのですが、かなりの部分で硬式とは違う視点があるものだと改めて気づかされます。
例えば、1アウトもしくは2アウトでランナー3塁の場面です。
この場面の戦略としては、スクイズもしくは外野フライと言ったものが考えられますが、軟式野球では『エンドラン』も戦略の一つだと教材に載っています。
要は、スクイズのヒッティング版です。
軟式は硬式よりもよく弾むので、バッターはボールを叩きつけるように打てば、高確率で得点に結びつくと言うものです。
これなど、硬式野球では考えられないような戦略です。

軟式野球で勝つには!?他にも、キャッチャーの送球を誘い出す走塁法や、塁に出られないときの作戦、守備に関しては暴投を減らす方法など、”試合に勝つ”方法が記されています。
また先程から、軟式野球では打のチームで勝つのは無理があると言ってますが、その辺りを考慮した打順の組み方などは必見です。

だから、この教材は「外角の打ち方」とか「変化球の投げ方」のような、技術的なことは書かれていません。
失点を減らす方法やランナーの位置から確実に得点する方法といった、ゲームを制する方法が書かれています。

ランナーの置かれた状況から、考えられる作戦パターンや効果的な動きと言ったものは、ゲームの流れを読む上でも非常に大事なことです。
だから、指導者の方におすすめなのは当然ですが、選手自身も知っておくと色んな状況判断や試合展開が読めるようになってきます。
そういった点でも、この教材は私の知る中でも異色の教材だと感じるのです。

結局、野球は個人競技ではなくチームプレーです。
一人の選手が、ガンガン打って投げて勝てるものではありません。
特に軟式の場合は、この傾向が顕著に現れます。
どれだけ、野球をシュミレーション出来るかが勝負のポイントになるのです。

『読んでいて面白い、考えていて楽しい』それが「軟式野球の兵法」です。

★関連サイト★
⇒少年野球・中学野球・草野球あらゆる軟式野球の戦術、作戦を網羅した軟式野球の兵法

少年野球教室.com



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